三浦 秀夫

知っておきたい法律の知識

(11)「生死の不明な人」がいたらどうなるの?(失踪宣告とは?)

◆「生死の不明な人」がいたらどうなるの? 失踪などにより行方不明の人がいた場合、残された家族は財産の処分をはじめ、さまざまな不都合 が生じてきます。そこで、民法では、このような場合に対応する条文を設けています。 ■...
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(10)「相続人でない人」にも遺産を残せるの?(遺贈とは?)

◆「相続人でない人」にも遺産を残せるの? 自分の財産を誰に承継するかは、その財産を所有している人の意思が優先されるべきです。 相続においては、「遺言」が無い場合は、被相続人の遺産は、法定相続人が相続することになりま ...
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(9)「借金」を相続したらどうなるの?(相続放棄・限定承認とは?)

◆「借金」を相続したらどうなるの? 相続は、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産も相続します。 相続財産の調査をする場合、プラスの財産ばかり探すことに注目しがちですが、後から請求されないためにも、マイナスの財産、特に「借...
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(8)「遺贈」を受けていたらどうなるの?(特別受益とは?)

◆「遺贈」を受けていたらどうなるの? 被相続人から相続人が特別に財産をもらうことを「特別受益」といいます。生前贈与が多いのです が、「遺言」で財産を遺贈された場合も、「特別受益」にあたります。 遺言によって、財産を遺...
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(7)故人の財産増加に貢献した場合はどうなるの?(寄与分とは?)

◆故人の財産の増加に貢献した場合はどうなるの? 故人の生前に故人の財産の維持や増加に貢献した相続人は、故人に特別の寄与をしたことで、「寄 与分」を認められることもあります。寄与分は、相続人にしか認められない制度です。 ...
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(6)生前に「贈与」を受けていたら?(特別受益とは?)

◆生前に「贈与」を受けていたら? 被相続人から生前に、教育資金や結婚資金、住宅購入資金などの「贈与」を受けていた相続人がい た場合はどうなるのでしょうか? このような特別の利益を受けた相続人を「特別受益者」といいます...
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(5)「遺産の分け方」はどのようにするの?(遺産分割とは?)

◆「遺産の分け方」はどのようにするの? 法定相続人と相続分が決まり、「遺言」が無ければ、実際に誰が何を相続するかを決めなければいけません。 これを「遺産分割協議」といいます。 もし、「遺言」があれば、「遺言」のとおりに...
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(4)「相続の割合」はどうなるの?(法定相続分とは?)

◆「 相続の割合」はどうなるの? 相続人が一人の場合は、その人がすべての財産を相続します。 「相続人が数人あるときは、相続財産は、その共有に属する。」(民法第898条) したがって、各相続人は個々の財産に持分を有し、具...
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(3)相続する財産「遺産」にはどんなものがあるの?

◆相続する財産にはどんなものがあるの? 財産(遺産)は、「 相続の対象になる財産」と「相続の対象にならない財産」に分かれます。 「相続の対象になる財産」については「プラスの財産」と「マイナスの財産」に分かれます。 ...
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(2)「相続人」って誰なの?

◆「相続人」は誰がなるの? 相続があった時に、誰が相続人になるかは民法で決められています。 この民法で定める相続人のことを、「法定相続人」といいます。 法定相続人は、配偶者相続人と血族相続人に分けられます。 ...
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